騙されないで!繰り返す浮気は本当に病気?それとも浮気性は中毒症状?
パートナーの浮気は一度だけですか?それとも何度も何度も繰り返し浮気をしていますか?
浮気が原因で夫婦喧嘩になったり、離婚にまで発展しそうになっていたのに、“またか…”となると何かの病気ではないだろうか…?と病気を疑う方もいるかもしれません。
パートナーには“浮気病”にかかってしまったのでしょうか。
いやいや、浮気病なんて都合のいい病気があるなんて許せませんよね。しかし、本当に繰り返される浮気は“病気なのか…”と心のどこかで病気を認めたいような認めたくない気持ちもあると思いますので、この記事では、本当に浮気は病気なのかを紹介していきます。
1.繰り返される浮気は病気なの?
浮気はどんな時にしてしまうのでしょうか。
仕事でストレスがたまっていた、癒されたかった、魔が差した、気づいたら浮気相手にそそのかされていて関係が継続してしまっていた(引き返せないところまできてしまっていた)、パートナーと性交渉してもまだ足りずに浮気に走ってしまった、など理由は様々かもしれません。
しかし今あげた理由を見てみると、いかに浮気の理由が“自分本位”であることがわかるかと思います。
越えてはいけない一線を越える行為、それが浮気ですが一線を超える越えるときにどんな気持ちで性交渉に及んでいるのでしょうか?
テレビや週刊誌などで、うつ病の延長など一部で報道されたこともあり、それを逆手に取り「俺、うつ病かもしれない…。そういう人が浮気に走ってしまうこともあるってテレビで言ってた…」こんなことを積極的に言ってくるパートナーの内心は“ニヤニヤ”していることでしょう。
された側からすれば、そんな科学的根拠もない噂を「えっ?浮気ってうつ病でもするの?大丈夫?」などと素直に心配できませんよね。
繰り返される浮気を問いただしても「もう浮気は絶対にしない…ごめんなさい」と言われてしまえば、許してしまう方もいるでしょう。
それにも関わらず、また浮気の再発…夫婦再出発を果たしても、すぐに強制停止をされるような関係では前に進むどころか、後ろに下がっているように感じてしまいますよね。
浮気の原因を考えている最中にまた浮気の発覚…
このことを相談できる相手がいれば少しは気持ちも楽になるかもしれません。何よりも苦しいのは“男女の全員が浮気をするわけではない”ということだと思います。
世の中の男女全員が一度でも浮気の経験があれば、多少は浮気を大目に見ることができるかもしれません。
実際に浮気はしなくても、浮気願望を持っている人もいると思います。しかし気持ちはあるけれど行動に移さないのは、自分の理性をきちんと保てているからです。
浮気は薬物のように、中毒を持っています。浮気を繰り返す人は「浮気中毒者」といってもいいかもしれません。
本記事では、この「浮気中毒者」について述べていくので、何を言っているのか?という部分もあるかもしれませんが、何とぞお許しください。
浮気性=浮気中毒が成り立つのであれば、浮気は注意しても怒っても、あなたが泣いて「止めてほしい」とすがったとしても何度でも繰り返します。一般的に依存性があるといわれている、アルコールやたばこ、違法薬物と同じです。
一度きちんと止めれたとしても、何かをきっかけにふと再発してしまうのです。そのきっかけともう一度浮気をできる相手が見つかってしまえば、自分の気持ちよくなりたい、楽しみたいという気持ちが先行してしまい、家族のことなど忘れてしまうのです。
つまり、「浮気=自分が気持ちよくなり、楽しいので悪いことではない」という自分本位の方程式をつくり正当化してしまっているのです。
2.普通の浮気と浮気性の浮気は違うの?
普通の浮気と浮気性の浮気の違いって分かりますか。
普通の浮気は、浮気相手となる異性が積極的に仕掛けてくる傾向が多く、浮気性の人の浮気は自ら浮気をしに行く傾向があります。
浮気性の浮気は、自ら浮気を仕掛けに行くのですから、浮気できそうな相手を探したり、どこに浮気相手にふさわしい人がいるのか探し、アプローチを絶えずかけ続けるのです。
言い換えれば、浮気性の人の浮気は、スリルを楽しみ、性交渉を動物の本能だと思い込んでいるのです。
先ほども書きましたが、浮気が発覚しても、謝罪は表面上でしかなく心が入っていません。
なぜなら心の中ではきっとこんなことを思っているに違いないからです。
- 動物が本能でセックスすることは普通のことだ
- 今回はバレたけれど次は絶対ばれないようにしよう!
- あと2人浮気相手はいるけれど、この2人のことはバレていないからどこまでいけるか試してみよう
- 妻(夫)が劣化してきているのに、努力をしないから隣にいたくない
- そもそも夫婦でセックスの愛称が悪くて満足できない
浮気の原因をあなたに押し付けたり、浮気という行為自体をリアルタイムでスリルを味わえるゲームのようにとらえているのです。
これだけ自分本位に物事をとらえ、浮気の責任をあなたに押し付けてくるなんて、ずるいですよね。子どもなら、まだこれから大人になっていくので“いけないこと”をしっかりと教えることができますが、パートナーはれっきとした大人です。
精神的なところが“子供なんだよね”と片づけてしまうことはできません。
大人なのですから、罪の意識、家族に嘘をついて傷つけていることをわからせなければなりません。
3.浮気性の人の特徴とは?
浮気性の人は浮気を悪いことを思っていないので、基本的に責任転嫁が上手です。
責任転嫁をするくらいですから、浮気の理由付けも自己中心的なものが多く、勝手に納得して「こういうことだから、俺(私)は悪くない」と自己解決します。たとえ、その理由がその場しのぎの嘘だとわかっていても、自分の口から出た理由なのでそれを真の理由と自分でも思い込むのです。
浮気性は浮気中毒だとお伝えしましたが、浮気性になってしまう人の特徴を書いていこうと思います。特徴ですから、100%当てはまったからといって必ず浮気性になるわけではありませんので、パートナーのことを疑いすぎてしまって、信じられなくなってしまわないように注意しながら読んでくださいね。
- モラハラ並みに束縛が強い
- 他人に認められたい願望が強い、必要とされたい人
- 謝らない
- 気が弱い
(1)モラハラ並みに束縛が強い
一言で束縛といっても、「このくらいならかわいいな」と思えるものから、「もうこれ以上はつらい」というものまで幅がありますよね。
浮気性の人の束縛は基本的に“浮気につながりそうという妄想”からくることが多いです。
たとえば、「あなたが浮気するかもしれないから、できないように俺(私)が管理してあげている」というものです。こんなことを言われたら、憤慨・呆れてしまうことは言うまでもないでしょう。
この束縛理由には根底に、“自分が浮気している(できそうだ)から、あなたにも浮気ができてしまうのではないか”という自分勝手な発想から出てくるのです。
携帯やスマートフォンに登録されている電話帳や写真などの画像までに口を出してくる人には注意が必要です。
(2)他人に認められたい願望が強い、必要とされたい人
この願望を持っている人は、自分の承認欲求が満たされる相手に出会ってしまうと浮気を繰り返す特徴があります。
たとえば、「あなたがいたから立ち直れた」、「あなたのおかげで、人生が変わった」などと今まで他人に自分を認めてもらえなかった人が、このようにパートナーを本気で認めてくれたり、必要としてくれる人に出会ってしまうと、そういった「自分の存在を認めてくれて必要としてくれている人が、他にもいる」と思い込み、人助けのためという名目で浮気を繰り返すのです。
まさかその浮気が、あなたや家族を傷つけストレスを与えていることにも気がつかないのです。
(3)謝らない
基本的に謝りません。“基本的に”と書いたのは、あなたに詰められれば気持ちのない軽い謝罪程度はする可能性があるからです。
浮気の理由を責任転嫁したり、言い訳を並べることで自分を守るのに必死です。
そして都合が悪くなれば逆ギレしてあなたに怒鳴ってくることもあります。
「謝ってくれれば歩み寄れるのに…」とあなたは思うかもしれませんが、本気で謝る勇気がないので、謝罪を求めるのは難しいでしょう。
(4)気が弱い
気が弱いということは、浮気相手に「浮気の関係でもいいから継続したい」と言われ「あなたは悪くないの、私が好きになってしまったからいけないの…」などのと関係の継続を求められてしまえば、自分から浮気関係の解消ができないということです。
これは質が悪いです。優柔不断でもなく、気が弱いだけで最初は関係が断ち切れなかったのに、だんだんと浮気相手に恋愛感情も湧いてくるのです。
恋愛感情があるので、浮気関係を解消できずに、関係は継続し、最悪な場合には“浮気相手が複数人”になっていることもあります。
浮気相手が一人減ったところで、このタイプの人はダメージをあまり受けません。その分、残りの浮気相手とデートに勤しんだり、また他の異性からアプローチされてしまえば、はっきりと断ることができずに永遠に浮気性が発症してしますのです。
4.浮気性を治す方法はないの?
「浮気性は、完璧に治せます!」と断言はできませんが、浮気をしなくなるように矯正はできるのではないかと思います。
アルコール依存症などのように、“依存と中毒性”があるものなので、並大抵の努力ではうまくいかないかもしれませんし、時間もとてもかかる可能性があります。
矯正のやり方としては、「浮気によるリスクを認識させる」、「不満や何か困ったことなど話したいことがないか確認」することです。
浮気をする人の口癖を聞いていると、「うちの奥さんは俺のことを信じているから、浮気しているなんて絶対に考えない」という言葉を聞きます。そんな考えを持っているなんて、信頼する以前の問題です。
ではどうしたらいいのでしょうか。それは浮気をすることによって出てくる夫婦間のリスクをしっかりと伝えることです。
あなたからの信頼がある=いつでも帰れるところがあるということですよね。
その考えが浮気をしても本当に成り立つものなのか、しっかりとパートナーに伝える必要があります。何を伝えればいいのか、それは浮気をされた結果あなたがどうしたいのかということです。
たとえば、「浮気が発覚した時点で慰謝料の請求と離婚は確定条件です」、「浮気が発覚しても離婚はしないが、パートナーと浮気相手の双方に慰謝料を請求する」などを伝えておくといいでしょう。
今までそのような具体的な話がなかったのであれば、軽率な考えで行動ができていたかもしれませんが、しっかりとあなたの意志を伝えた後では、パートナーは帰るところがなくなり、家族まで失ってしいます。これはかなり浮気の抑止力になるはずです。
次に不満や何か困ったことなど話したいことがないか確認することについてですが、パートナーがあなたに対して不満や改善してほしいところをしっかりと聞き出しましょう。
もしかすると、パートナーはあなたに以前にそのことを何度か伝えていたかもしれません。浮気相手に求めるものは、あなたができるのにしようとしてこなかった気遣いや思いやりだったりする可能性が高いのです。
以下のようなものが、たとえとして挙げられるでしょう。
- いつもすっぴん、部屋着ではなく最低限のおしゃれをしてほしい
- TPOをわきまえた格好をしてほしい
- 買ってきた総菜ばかりではなく、手料理を食べたい
- 仕事の愚痴を聞いてほしい
- 仕事が休みだからと、家でゴロゴロばかりではなくデートに誘ってほしい
- 束縛せずに、言葉に出さなくても理解できる関係でいたい
- 優しく甘えさせてほしい
パートナーから不満や相談をされた後に、それを守ろうとするばかり不自然になってはいけません。「あー…、やっぱりできないのか」とパートナーを失望させてしまう可能性があります。
もしも、言われたことが難しいのであれば、愛情を示してあげましょう。朝会社に行くときに「今日も頑張ってね!」とハグをしてみたり、一品だけパートナーの好物をつくるのもいいでしょう。いつも休日は「肌休めだから」と無精ひげを生やしているのであれば、髭をきれいに整えてみてはいかがでしょうか。
「あなたは私(家族)にとってこんなに大切な存在なの」、「こんなにあなたを愛している」ということをいきなりわかってもらうことはできません。少しづつ愛情を示していきましょう。
その気持ちが届いたとき、パートナーは浮気をしていることに初めて罪悪感やあなたを傷つけていることを悟るのかもしれません。
お金を管理するという方法もあるかもしれませんが、いきなり行動を限定するくらい減らしてしまっては、パートナーから反発心が芽生えてしまうかもしません。
いくら浮気をしてほしくなくても、反省していない人を逆に束縛することは解決には繋がらないからです。
パートナーが仕事をして得た対価をあなたが制限してしまっては、もしも財力のある浮気相手が現れたときに、「どんなにお金を稼いでも、妻に財布のひもを握られているなんてかわいそう…。私がお金出してあげる!!」と言われてしまっては、パートナーは浮気をした自分よりもお金をくれないあなたが悪いとまたもやあなたに浮気の責任を押し付けてくるでしょう。
そうなってしまっては、あなたの努力も水の泡になってしまう可能性もあるのです。
また、浮気を繰り返しされていると「ひょっとしてまた浮気してる?」と気づけるようになってきます。
あなたは、パートナーが浮気をしたら夫婦関係をどうしていくのか決めていますか。
離婚や慰謝料を請求する場合には浮気の証拠が必要になります。「浮気をしているのは何となくわかるんです!」というような感情任せの発言だけでは、浮気の証拠として採用されません。
繰り返す浮気は知らない間に、あなたの心や精神をむしばんでいるものです。
パートナーの浮気に悩まされているのであれば、法的に有効な証拠を唯一集めてくれる探偵に相談することをおすすめします。
1人で悩み身動きが取れなくなってしまう前に、無料の相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。専門のカウンセラーがあなたの悩みを、過去のカウンセリング経験をもとにしっかりと話を聞いてくれて、解決方法の提案もしてくれますよ。
5.ちょっと待って!不倫(浮気)うつって知ってる?
今までは、浮気の理由を責任転嫁することで、繰り返される浮気を正当化しようとする場合があるということを書いてきました。
しかし、現代はストレス社会と言われていますが、このストレス社会が浮気性の原因になっている場合があるのです。
それが、不倫(浮気)うつです。
「人間関係に疲れた」、「仕事がうまくいかなくて白い目で見られる」などの過剰のストレスにより、うつ病を発症するのです。このうつ病によって、物事の善悪の区別がつかずに浮気をしてしまうのです。
つまり、うつ病が原因で浮気性になってしまうのです。
うつ病は心が弱い人がなる病気と言われていた時代もあったかもしれませんが、そんな時代遅れの考えは捨ててください。心が弱いのではなく、物事に対して真面目に取り組み、人に優しく自分に厳しい人がなりやすいのです。
人の意見もしっかり取り入れようとするので、自分の意見をなかなか言い出せずに、日ごろから我慢することに慣れてしまって、心がもう耐えられないと限界を迎えた時に、うつ病を発症するのです。
きっと家族にも我慢をして、意見を飲み込んできたのでしょう。このストレスを発散するために選んだのが浮気だったのです。
うつ状態にある中で、自ら浮気相手を探すような積極性を持っている可能性は低いので、たまたま浮気できる相手とタイミングが揃ってしまったのでしょう。
この場合、浮気相手は極端な話“誰でもよかった”訳ですから、恋愛感情や愛情はなかったと考えて問題ないと思います。本当に必要なのは、浮気相手ではなく、あなたによる心の支えです。
仕事で悩んでいるのであれば、思い切って転職や休職を提案してみるのもいいでしょう。転職や休職によって、あなたや家族の環境も一変してしまう可能性があります。
ですが、そうなったとてしても「あなた(パートナー)が必要」ということが伝われば、少しずつパートナーも自身の置かれている状況や気持ちを話してくれる可能性もあり、発散の方法が家族と出かけることや新しい趣味を見つけることにも繋がります。
そうなれば、浮気性は落ち着いてくるでしょう。
突然ですが、あなたは過去に浮気をしたことがありますか。
もしも経験がある場合ですが、あなただけがその浮気を終わった過去のことと思っていませんか。
あなたの過去の浮気はあなたの中ではしっかりと片付いているかもしれませんが、パートナーはまだしっかり整理できずに悩んでいるという場合でも、その過去の浮気を気にするあまりにうつ病になってしまう場合があります。
早く解決したいがためにパートナーのことをなおざりにしてしまっていませんでしたか。そんなことをされたら、パートナーは愛するあなたの浮気を追求したくても、「ちゃんと答えてもらえなかった」、「話をもっと聞きたくても相手にしてもらえなかった」がために、パートナーの心は整理できていないのです。
うつ病はパートナーに寄り添うことが一番の解決法ですので、話しやすい環境づくりも行ってくださいね。
ずっと一緒にいると、きちんと向き合って会話をしなくても“ちゃんとわかっている”と思い込みがちですが、近くにいるからこそ過去を見るのでなく現在の姿をきちんと見てください。
何気ない会話がパートナーをうつ病から救い出すこともあります。浮気を繰り返されても離婚をしたくないのであれば夫婦や家族団らんの場を作ってみてはいかがでしょうか。
パートナーの心もしっかり笑わせられるのは家族の特権ですよ。
まとめ
浮気性は浮気依存症または浮気中毒であり、一日で治ってしまうような簡単なものではありません。
一度は浮気をやめられたとしても、何らかのきっかけで簡単に浮気をしてしまう可能性もあります。辛抱強くパートナーを見守るしかありません。
もしも、今パートナーの浮気に悩んでいるのであれば、今後のために浮気の証拠を早めに集めておくことをおすすめします。
パートナーの浮気にばかりに注意がいっていると、知らない間にあなたの心が疲れ切ってしまい、あなたも不倫(浮気)うつになってしまう可能性もあるのです。不倫願望があったり、テレビドラマの不倫にあこがれてしまったりすれば、これは誰にでも起こることなのです。
あなたの心を優先しても誰も責めたりしません。一度自分の気持ちも見つめなおしてくださいね。